洗濯マスターになれるかな(過去編)

お気に入りのファブリックが手に入ったら、次に必ず気になるのが、洗濯。


昨年、手ぬぐいコレクションを始めて知った事実。手洗いで丁寧に洗った方が汚れがよく落ちること。
なんか気分的に最新洗濯機の方がキレイに洗ってくれそうじゃないですか。そんなこと無かった。


あと、液体洗剤の方が溶け残りが少ない、これは違いない。でも、洗浄力は粉と変わらない?
これがまた、気づくまで時間かかる。じわじわ汚れが蓄積され気づいた時には、の時限爆弾。


液体からいつもの粉に変えたら、1週間でニオイ解消したので間違いないと思う。
そりゃ液体でも、何種類かの漂白剤や特殊洗剤を用意して、部分的に強い汚れをブラシで取り除いたり、定期的に襟ぐり袖口は漂白したり、濡らしたまま放置しない、すぐ干すなど、ちょっとした洗濯の知識があれば回避できること。
でもそんなん知らなくて、洗濯は洗濯機に洗濯物と洗剤入れれば勝手にやってくれるもの、程度の知識で毎日来る日も来る日も洗濯してるんだからさ。仕方ない。


みんなどこで教わるんだろう…?昨今の柔軟剤の流行もそういうとこから来てたりしないかな。かく言う自分が、洗濯の生乾きの匂いが嫌で数年間柔軟剤取っ替え引っ替えでしたから。ニオイ解消したら洗剤の香りだけで充分。シャボンの泡と良く陽に当てた清潔な匂いは、誰もが好きで、不快にならない最高の香り。



10年前、仕事の傍ら何も考えずに洗濯してた頃は、実家と同じ、青い箱の粉洗剤しか使ってませんでした。週に2、3度の洗濯でも、洗濯後数時間放置した程度では、イヤな匂いを感じることはありませんでした。洗剤カスが洗濯槽にこびりつくことも少ないと思います。

それを出産後、赤ちゃん用の衣類は無添加の液体石けんで…など、ロハス自然派とは程遠い女が少しばかりこだわるようになったら、途端に、洗濯物に付着する謎のぴろぴろ海苔に遭遇。
調べた結果カビとわかり洗濯槽を掃除するもうまくいかず、やがて生乾きのタオルはいつも耐え難い雑巾臭。
原因は、間違いなくカビ取りだけじゃ解決しないほどたまり続けた液体石鹸のカス、そして洗濯に対する無知、だったと思います。


今も知らないことたくさんあると思うけど、とりあえず漂白剤が上手に使えるようになって来ました。黄ばんだシーツやシャツを漂白すると本当に真っ白になってとってもストレス解消になる、を日々体感してます。洗濯無知の頃は、漂白剤使っても白くできませんでしたから!(笑)

さあ、こんな低次元なところから始まった洗濯道ですが、大事なタオルや手ぬぐいたちを末長く良い状態で愛用できるように、日々精進します。