アニメラグナロク第9話〜「全ては真理のために」〜

学校のようなところ。若い頃のタキウス。キャスリンと呼ばれている。師らしい人が言う。「キャスリン・・・真理こそが人を導く・・・共に真理を目指そう!」「はい、ゼフェル様!」
OP
砂漠を進む一行。灼熱の太陽が照りつけ、みんなの体力を奪う。マーヤ「もっと楽な道ないの〜?」ロアン「タキウスさんどこまで行くんですか?」タキウス「着きました!・・・アリの巣への入口です。」アリ地獄と呼ばれているその場所へたどり着いた一行。タキウスの杖が光る。タキウス、そのままアリの巣の中へ入っていく。ジュディア「おい、どこいくんや」昆虫が苦手なイルガは「俺は行かん・・・!」とはいうものの皆が中に入るとそのあとに付いていく。
洞窟の中は岩に付着したコケが青く光っているのか、なんとも幻想的な光景が広がる。ジュディア「まったくの別世界やなー・・・」少し歩くと食料を運ぶアリと遭遇。ロアン攻撃しようとするがタキウスがそれを制する。「こちらから攻撃しなければ何もしません。
いきましょう。」アリのあとをついていく一行。アリの卵が並ぶ部屋へ到着する。卵が割れて中からアリが出てきた。そのうち一匹がユーファになつく。マーヤが道具袋から花を出してそのアリの頭に挿してあげる。
他のアリは一斉にどこかへ向かっていく。「私たちも行きましょう」やがて女王アリの元にたどり着く。ひれ伏すアリたち。タキウス「アリの巣の女王マヤです・・・」アリたちがざわめく。タキウス「これは産卵の儀式です。今日は一年に一度の特別な卵、次期女王の卵を産む日なのです。」ロアン「やっぱりタキウスさんはいろんなことを知っていますね。」感心したようにロアンは言う。
CM
タキウス「始まります・・・!」女王は、体から光を放ったかと思ったら、卵が生まれた。輝く卵。大事そうにアリたちに運ばれる。ユーファ「砂漠の向こうにこんな世界があるなんて思わなかった!」
〜タキウスの回想。幼少のタキウスと共に荒れ果てた町を歩くのは、ゼフェルと呼ばれた男。「キャスリンこの荒廃する町をみてごらん。これ以上悲劇を生まないように真理をつかむのです。これからはキャスリンではなくタキウスと呼ばなくては・・・。これをあげましょう、この荒廃した世界を見なくても済むように・・・」ゼフェルはそういってタキウスに目隠しを渡す。〜
何かにとりつかれたように歩き始めるタキウス。まっすぐ女王の卵の元へ。「全ては真理のために!」そういいながらタキウス、女王アリの卵を割ってしまう。当然アリたちが襲い掛かってくる。「ワタクシは・・・!?」タキウス自分のしたことに気づき困惑する。仲間たちはタキウスのしたことを攻めながらも、この窮地を脱出するのにタキウスの魔法が必要であるとジュディアに諭され、協力して脱出を試みる。
しかしあと少しで脱出のところで女王アリ、マヤが一行の行く手をふさぐ。なんとかタキウスの魔法でマヤにとどめ。「マヤの断末魔だ・・・」花の飾りを頭につけたアリが死んでいる。ユーファになついていたアリの子だ。ユーファ「あたし達なんてことしてしまったの・・・!?」マーヤ、タキウスを責める「どうしてあんなことしたのよ!こんなことになったのはあんたのせいよ!!」自分でも自分のしたことに自信をなくしているのかいつになくオドオドしているタキウス。「・・・私は、心理のために・・・」「真理とはいったいなんななのですか・・・ゼフェルさま!」

壊れた学校。ゼフェル「あと少しで真理を手に入れることができるのです、後少し、あとすこしなんです・・・!」髪は乱れ、目の焦点は定まらない。狂っているのか。