アニメラグナロク〜第10話「兄さんなんでしょ」〜

ピラミッドの中。3人のシーフたちが、古代の王の墓を荒らそうとしている。「オシリス王の墓をあらすなんて・・・。ギルドの掟では荒らしたらいけないことになっている。」そのうちの一人は、怖気づいたのか土壇場で仲間を止めにかかる。しかし、黒髪の青年は棺おけを無理やり開けてしまう。しかし棺おけの中にはミイラのみ、財宝の陰も形も見当たらない。予想と違いガッカリしている3人に更なる悲劇。3人はミイラに襲われてしまう。
仮面の男、ヘイズは彼らを嘲笑するように高笑いする。
OP
モロク。シーフの少女。うかない顔でアイスを食べるユーファ、ジュディア、マーヤ。マーヤはタキウスに不満をぶちまける。「あんたどうしてモロクに来たの!?」又危険な目に遭わされるのはご免とくってかかる。ジュディアも追い討ち。「うちも同じ気分やな」仲間割れ。そのドサクサにまぎれてシーフの少女。「ごめんよ!」シーフがかけぬけようとすると、イルガが引き止める。「盗んだものを出せ」女の子は潔く盗った物を出す。族長の娘としてのプライドがあるようだ。どうしてもお金が欲しいということを一行に相談する。「シーフギルドにモンスターが・・・。ライがオシリス王を目覚めさせたから・・・。ピラミッドに行きたい。でもPTの連中に逃げられてしまい・・・。そのPTの人にお願いするにはたくさんのお金が必要なの」そして「ライはそんなことするはずがない。・・・仮面の男にそそのかされたんだ。」仮面の男を追っていた一行は、その一言で一緒にいくことに。
ピラミッドに到着。シーフの少女、ティスは言う。「シーフギルドのみんなを助けなくちゃ。迷路になっているから気をつけて。」
いきなりミノタウロスに遭遇。「何でこんなところに・・・」イルガの攻撃がヒットするとミノタウロスはおお暴れ。壁が崩れ、一行分断される。その内、マーヤとタキウスは炎上するシーフギルドにたどり着く。町には無残な光景が広がっている。シーフたちの屍。町じゅうあふれかえる不死の兵士たち。民家から一人の男が出てくる。「なんじゃお前達は」
ユーファとシーフの女の子。仮面の男と遭遇。「ようこそ絶望と憎しみのステージへ」ティス「貴様っ」「・・・・兄さん」
CM
マーヤとタキウスのシーン。先ほどの男はティスの父親、ギルドの長であった。「ライとティスはつきあっていた。しかし私は認めなかった。結婚したいのなら金を用意しろと・・・。むちゃをしおって。」3人が話している部屋に血相を変えたギルド員が駆け込んでくる。「モンスターが出ました!」
ユーファとティスのシーン。仮面の男「オマエの兄は私が殺した・・・と言うよりは、救ってやったのかな。そこの小娘の恋人のように」「期待が大きいほど悲劇は大きい信じるとは愚か者のすること。さあオマエも兄の元に送ってやろう」
仮面の男はユーファをどうにかしようとする。「さあ・・・」ロアンが登場。しかしあっさりはね返される。「それがオマエの全力か。その程度の力でユーファが守れるのか?」ロアンのピンチ。するとどこからともなく現れたライが仮面の男に体当たり。「よくもひどい目にあわせてくれたな」

交戦中のマーヤとタキウス。タキウスの魔法でやっつけるがきりがない。

ライ「よくもだましたな」仮面の男「ユーファ、お前の望みを叶えてやろう」「力亡き者にあるのは絶望のみ」イルガが現れる。「そうかな」同時にジュディアも。傷付いたロアンを介抱。仮面の男「もうすぐ世界は死者達の喚起の声で満たされる。オマエたちのは無駄なあがきに過ぎない」イルガと一騎打ち。イルガ倒れる。しかし仮面の男の剣も折れる。棺からオシリスが。いつの間にか、一行は無数のアンデット集団に囲まれていた。仮面の男「恐怖のパーティーのはじまりだ」
一方、シーフギルドでは・・・。長の苦渋の声が響いた。「全員撤収だー」
ピラミッドのカプラ「なんですかあなたたち、きゃーーーー」
モロクの町へ向かう大量のアンデットの集団。どうなる、モロク!?
つづく。