徳川綱吉 イヌと呼ばれた男

最近の時代劇って変わりましたね。子供の頃は、時代劇は「おじいちゃんが大好きな番組」くらいの認識しかありませんでしたが、キャストから構成から物語から、完全に若めの層を意識してますもんね・・・ってこんな話題は、もう何年か前から色んなところでされている事なのでこのくらいにしておいて。


綱吉の解釈が新鮮でした。たしか学校の授業では、綱吉はキジルシだったみたいな感じで教わったのですが、いいひとになってました。キャストは当然、ツヨシ君でしょう、みたいな。
赤穂浪士討ち入りのシーンで賛美歌風の合唱曲が流れたり。和と洋が融合してました。うーん国際社会。


一番印象的だったのは、最後の「この物語はフィクションです」のテロップ。
「斬新な事やりすぎちまったい」
「歴史マニアとかから苦情とかきたらどうしよう・・・」
「よし、最後にテロップ流そうぜ」
普段は気にしないんだけど、何故かそんな舞台裏を勝手に想像してしまいました。