「野ブタ。をプロデュース」を読んだ。

最初、「最近の若いやつは・・・」的に他人事かと思ったけど、主人公と自分は案外共通点が多かった。
自分も仲良くなればこそ腹を割って話すけど、大抵仮面被ってるし。(それが一般的な考えだと思うが)
自分や他人をプロデュースできるほど器用じゃないし自惚れてない。でも職場の人間関係程度で深入りするのは、ウザいし、なにより怖い。
うっかり深入りして人間関係上手く行かなくてツライ立場になっちゃったら、お金稼ぐのタイヘンじゃん。日飯を食べる為に働いてんだ。


かつての友人で、すごく人生に疲れてたギャルを思い出した。
アイドルばりに可愛くて、いつもテンション高くて男からも女からも人気者だったけど、二人きりの時、素に戻った彼女と話したときの感覚に似ていた、「野ブタ。・・・」


大人になったら、生きていく上でやむを得ずしなくちゃならない保身の術を、今は学生の頃からやってるんだな。
おつかれだよ、ホント。