リタイア。里見八犬伝

いやあ。つまらん。
ちゃちいCG。三文芝居。たるい脚本。とにかくひどい。
でも、でだしのカンちゃんの妖艶悪女演技とそれと好対照のナカマさんの聖女演技、あと里見八犬伝のお話自体好きということで、これから面白くなるかもと1時間は我慢した。

・・・我慢したけど、犬塚さんが足利家に村雨丸を献上して「ニセモノだぁぁ!」って大騒ぎになったところで愛想つきる。
つーかなによ。びっくりよ。これから仕官するかもって人に、なんのためらいもなく剣を抜き返す?
その点に限らず、そういった全てのキャラクターの感情の機微がいまいち描写不足で、何しても唐突に思わせてしまう。
演技が悪いのか脚本が悪いのか、それとも演出が悪いのか・・・素人の私には明確に分かりませんが、多分全部よくなくて相乗効果ででかなりひどい、ことになってるんだということはなんとなく分かりました。
1時間も見て、登場人物の誰一人にも感情移入できなかったです。


私、そんなにうるさくないですよ、ドラマとか。大抵1点でもすばらしい点があればあんまり文句言わないですよ。文句言っても最後までは見ますよ。
でもこれは見られなかった。時間もったいないって思っちゃった・・・。
あ、・・・「危険なアネキ」もおんなじくらい見てて腹立ちましたけど。


明日からの任三郎ファイナルに期待。