谷山ワールド

毎日毎日「恋するニワトリ」を歌っていたらnopiが買ってくれました。

谷山浩子ベスト 白と黒

谷山浩子ベスト 白と黒

たいちが生後1ヶ月くらいの時、実家で、それはもう夜眠れない日が続いたのです。眠れず泣いているたいち、でも長い入院後で体がいうこときかず抱っこも出来ない。そんなとき、ずっとずっと歌を歌ってました。
現代合唱曲、文部省唱歌、ミサ曲、Nコン課題曲、童謡、ポップス、アニソン、CMソング…合唱部の経験を生かして思いつく物はひたすら歌いました。
それだけの曲の中から、明らかにたいちが気に入ったのが「恋するニワトリ」。聞き入るんですね、生後数ヶ月の赤子が、ほんとに。他にも谷山さんの歌をいろいろ聴かせましたが、ニワトリがダントツでした。
「コココーコーコーココーココーコココ恋は恋はコイ」のところが一番好きみたい。祖父が猫の鳴き真似しても食いつくところから、赤ちゃんは擬音が好きなんですね。

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谷山浩子の曲は、音楽を聴くというよりは絵本や物語を読む感覚。漫画や小説ほど情報過多になりすぎず、ゲームで言えばウィザードリィ的な、想像力を刺激される感じ?
今改めて聞き直すと、谷山さんの曲はストレートでバタくさいくらいなんだけど、すごくパワフルでガツン!ときますね。


一番好きなのは「まっくら森の歌」です。寒い冬の日、部活から帰るといつもテレビでみんなの歌が流れてて、あったかいストーブのにおいとカラフルな本橋靖昭さんの魚が飛んでるイラストが今でも鮮明によみがえります。


こんな本が出ていた…欲しい。

まっくら森

まっくら森