アニメラグナロク〜第23話『さよなら・・・』〜

炎上するコモド。踊り子達の華麗な戦闘を見て、「力ではない強さ」について気付き始めるロアン。そこに、旅の途中で出会ったモンクが現れる。驚いた事にモンクは、かつてロアンに助言をくれたアーチャー、クルセと次々姿を変え、サークレットを装備した最後に長い黒髪の女性になる。踊り子達「あなたは・・・コモドの魔女!」魔女は自分の体から、剣を引き抜いた。その剣でロアンに襲いかかる・・・と見せかけたが、ロアンは動じない。剣は寸前で止められた。「この剣をやろう。」ロアンは、魔女を封印していたというその剣を手に入れた。そして、一番大切な事に気付き突然走り出す。その先は「・・・ユーファ!」
魔女のロアンに対する一連の行動は、どうやらバフォメットの差し金だったらしい。
炎上する町の中、マーヤは、ジルタスにやっと追いつく。ジルタスは完全に戦意を喪失している。「あんたのせいで、アリスちゃんは・・・」斧を手に取りジルタスにとどめを刺そうとするマーヤ。ポイポイはそれをとめようと、道に落ちてしまったオルゴールを開く。その音と一緒にアリスが現れる。静かに微笑みながらかぶりを振る。「アリスちゃんは・・・許すっていうの?」アリスは頷き、そして消えていった。「・・・とどめを刺さないのか?」ジルタスは問い掛ける。二人はお互いを分かり合い始める・・・しかしそこにゼフェルが現れる。「ジルタス、おまえもDL様復活のコマに過ぎなかったのだ。」ジルタスとマーヤに向かって大魔法の詠唱が始まった。マーヤをかばって前にでるジルタス。容赦なくLoVが放たれる。ジルタスは、マーヤにバリアをはると「もう逃げないよ・・・」(ここは逃げろよ。詠唱時間長いんだし。と思った)ジルタス散る。そして例のクリスタルになってしまった。いよいよマーヤ、ピンチ!再び詠唱が始まるとどこからか声がする「スペルブレイカー!!」「タキウス!」かつてゼフェルからもらった目隠しは、過去の戒めとしてその腕に巻かれていた。「あんた、かっこよくなったね!」
一方、海岸で人の影を見つけたロアン。全速でかけよる。「ユーファ!」ユーファの背中越しに現れたのは・・・「キーオ!」ユーファは静かにふりむくと冷たい瞳で言った。「さよなら・・・」ユーファはキーオの黒いマントに包まれ、そのまま空を飛んでいく。幻想的な花火を背景に、キーオの腕に抱かれ空中を舞う二人。一瞬、くちづけを交わしたようにも見えた。届かぬと知りつつも走って後を追うロアン。「ユーファ、ユーファあぁーーー!」
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やっぱりこういうの弱くて、ぽろぽろ泣いてしまうんですよ。でも月夜花の時と全く同じ展開だぞ☆デジャヴかと思った・・・。結局、姫アコは転職してもワガママで、もうこのまま逝かせてやれよって感じです。ロアンはロアンで、何で戦闘の極意を編み出して、気付いた事が「ゆうふぁあ」なのかよく分かりません。私の理解力のなさもありますが、あいかわらず心理描写が唐突です。
タキウスとジルタスは同一人物なんじゃないかってくらい、入れ替わりのタイミングがよかったです。そういえば、なんだか名前も似てるし・・・。
ジュディアとイルガが出てこなくて、実に爽やかなイメージを受けた回でした。やっぱりこってりすぎるよ、あの人たち。