萌え考察

なんだか今週だか先週だかの「SPA」で萌えについての特集をやっていた。ブームなの?
よく読んでないけど、萌えについて昔から思うところがある。まあ、話半分に聞いておくんなまし。

萌えという単語で思い出すのは、「Xペケ」(新井理恵)という4コマ漫画のこと・・・。そのマンガの中に、「スタンドバイミー」という映画の話がでてきました。名作ということで思春期に鑑賞する機会は色々あるわけですが、女の子同士の感想といえば、リバーフェニックス様の美しさや、あるいは「私は(彼氏にするなら)○○の方が・・・」キャラの好みばかり。「往年の名作も腐女子にかかればこんなもんか」みたいなオチだった気がしますが、まさに萌え文化って、自分にとってそんなイメージ。

私自身、どうしても難しい書や映画を見なくてはいけない時、でもどうにか楽しもうとする時は、必ずその中に好き好きキャラを見出す努力をします。キャラに必要以上に感情移入することで、作品のテーマとかそんなん分からなくてもそれなりに楽しめてしまう・・・。それが今、世間一般で言われる「萌え」なのかはよく分かりませんが、そういう行為は、日本のオタクの質を低めるのではないか、そう思ったわけです。作品の主題をさておき、キャラに目くらましかけられてないか、と。

自分は、学生時代、絵描きになりたかったってのもあって、作品を鑑賞する時にその絵しか見ないって見方をしてた時期が結構長かったです。今考えると、それって非常によくない行為でした。絵を見ただけでその作品の全てが分かるわけがなく、「この作品だからこの絵なんだ」という総合的な物の見方を養うべきだったなあと。自分の、あらゆる物事の表面上しかみない性質も、このあたりに起因してる気すらしてきます。
キャラに関しても同じ事がいえるのではないかと。まず先にキャラありきだと、結果として作品の画一化が進み、旧作品のマネっこ的懐古主義の横行をまねきそうな予感。並みの人間なら好みのキャラなんて数パターンしかいないと思います。(ちなみに私は「美形」「金髪碧眼」「気高い」というキーワードが付いていれば、無条件に萌え対象ですな。いやそんな話はどうでもいいです)

実際、絵は超スゴイのに漫画書かせたら「うーんがっかり」な漫画家、以前より増えた気が・・・。

まあ、すべては「萌える英単語」が思いの他売れたって話から派生してるのかな。苦手な英語の勉強もキャラ萌えパワーで乗り切ろう!・・・今、自分が高校生で、モエタンのキャラが自分の萌えのツボにはまっていたら、確実にまじめにシリアスにそれ使って受験勉強してたと言い切ります。しかも友達に隠してコッソリ・・・(追記:�彔廚そ个靴燭茵∈遒辰討拭Ő罎里いね⎿◀函8魎稿讝④澆燭い里如◀覆鵑ǂż澆すイ④淵▲縫瓩離⑤礇蕕粒┐鮟颪い董◀修離⑤礇蕕涼鈇衒鈇如-儻譴箸ɞ奮悗箸ǂż澆ざ貅蟆別椶魘気┨腓Δ茲Δ文魎好痢璽箸髻ĄĹ魦綫莠茲蝓€ΑΑΔい筺~親讝④撚甬遒涼冑瑤気蕕靴討襪鵑世蹐Α▷�

ながくなっちゃった・・・。
・・・なんか雨の日は、温かいお茶を飲みながら、こんなことをぐだぐだと考えてしまいますねぃ。
今日も洗濯できないなあ・・・。